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焔の砦

とある変な人の手記。更新頻度は亀より鈍足。
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二話目

ティモ猫劇場、二話目をアップしました。

注意(?)
・銀幕時代の他PCさんとNPCさんをお借りしました。ごめんなさい。
・この物語はとてもとてもフィクションです。
・長いです。重い筈です。ゴメンネ(←<


100608_232913.jpg

ティモ猫さん一家、今日は遠出してハイキングのようです。

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100608_233208.jpg「さあ、ご覧なさいな。青い空、美しいお城……!ロマンですわ~」
今日は古城にハイキングに来ているようです。ティモ猫さんが大はしゃぎしています。
「ぱぱー。おんぶー」
「おんぶ?ち、しょうがねぇなぁ……」
「ぶみゅう」


100608_234101.jpg「素敵な薔薇も沢山咲いてること……(ほぅ」
「おんぶ~~」
「おま、それはおんぶじゃなくて肩車……いででで」
と、みんなのもとへ、誰かが通り掛かりました。
「あら、今日和」



100608_234627.jpg「よう、メイヒじゃねぇか。奇遇だな」
「まぁ、流鏑馬さんに、ドクターじゃありませんか。おこんにちわ」
「今日和。ティモネさん」
「ぶみゅぶみゅう」




100608_235103.jpgろじくま君がお目目を輝かせ、流鏑馬さんにすりすりしています。
「おねいさん~(でれでれ)」
「ぴーぴー(明日ちゃんは駄目だよー!)」
「あら……ロジー君。レイにそっくりね」
「こら、坊やったら……!」



100609_000159.jpg「それで、お二人はお散歩で?」
「ええ…まあ」
「せっかく休日を頂いたので、遠出をしてみようかと思いまして」
「そうなんですか……つまりそれは」




100609_000830.jpg「デートって事ですわね」
「ティ、ティモネさん…!?」
流鏑馬さんはびっくりしてティモ猫さんを見つめて、D先生は小さく微笑みました。
「ぶみゅう(大丈夫かね。パルくん)」



100609_001321.jpg「さて、そろそろ行きましょうか。明日さん」
「お昼頃にこちらに戻ってくるようでしたら、ランチをご一緒に如何?」
「ええ、それは嬉しいわ」
「じゃあまたな、メイヒ」
「それじゃあまたね」



100608_015220.jpg「さて……私達も、違う場所を散策してみましょうか?」
「お気の召すままにどうぞ、奥さん」






100609_002057.jpgそうして皆は、お城の裏側を散策してみる事にしました。






100609_002921.jpg「まぁ…こちらも薔薇が沢山咲いているわ。とっても素敵」
ティモ猫さんは、またまたとっても嬉しそうです。





100609_003316.jpg「お昼はこの辺りで食べましょうね」
「そうだな」
「あら、坊や、遠い所へ行っては駄目よ」
ティモ猫さんとレイグマさんが話している間、ろじくま君は一人でお遊びしています。



100609_003526.jpg「ん?」
ろじくま君は、隅っこの方で、何か不思議なものを見つけました。






100609_003624.jpg
「おいしょ、おいしょ」
とても気になったので、引っ張ってみることにしました。





100609_003934.jpg「なんかおちてただよ」
「あらあら、お掃除道具みたいだけれど…どうしてこんなところにあったのかしらねぇ」





100609_004248.jpgろじくま君はとても気に入ってしまったようで、それを嬉しそうに抱えています。
「うんしょ、うんしょ」
「おいおい。振り回したらあぶねぇぞ」
「ぶみゅぶみゅ」




100609_004416.jpg「さて、そろそろお昼の時間ね。私はお昼ごはんの準備をしますから、あなたは坊やと遊んでて下さいな」
「はいはい……」
れいぐまさんは、少し面倒くさそうです。




100609_004723.jpgろじくま君とれいぐまさんは、木が生えてるところにやってきました。
「ぱぱー、きだよ」
「そりゃ木だろうな」
「ぶみゅう」




100609_004959.jpg「ぱぱー、きー。くだももー。くだもも、おやつするー」
「果物が生ってるかは分かんねぇぞ」
ろじくま君がゆさゆさと木をゆすり始めます。





100609_005111.jpg「それじゃ何にも落ちてこないって。いいか、揺するってのはこうやんだよ」
見かねたレイグマさんが、どすん!と木の幹を叩きました。
びっくりしたアオタケ君が、ころんとひっくり返ってしまいました。





100609_005235.jpgどすどすん!!
落ちてきたのは果物ではなく、なんと大きな猫さんでした。
「いやあんた、えええ…………?」




100609_005411.jpg「あぶぶ、あぶー、だいじょぶ?だいじょぶー?」
ろじくま君が、猫さんをゆさゆさと揺すります。
「…………ぐー……」
どうやら、眠っているようです。
「どんだけぐっすりなんだよ」



100609_005525.jpg「ん?あァ……誰だ、あんたら……」
猫さんがようやく起きました。
「ねこさん。ねこさん。お名前は?」
「何だって良いだろ。………ミケ猫じゃねェ」
「まだ何も言ってねぇから」



100609_005726.jpg「……モップが無ェ。何処いっちまったか……」
ミケ猫さんは辺りを見回して、ろじくま君の持っている道具に目をやりました。
「おい坊主。そいつは俺のモップだ」
「あう~。おちてただよ。あぐる~」




100609_223259.jpgろじくま君はミケ猫さんに、モップを渡しました。
「坊主が見つけたのか。……そりゃありがとよ」






100609_224141.jpgミケ猫さんがくるくると魔法の絵を描くと、あっという間にろじくま君の胸章があらわれました。
ミケ猫さんからろじくま君への、ささやかな御礼のようです。





100609_224313.jpg「良かったな、ロジー」
「あうう。あいあとう。うえへへへ……」
ろじくま君は嬉しそうに、ミケ猫さんにくっつきました。
「ゴラ、やめろ坊主……ひっつくんじゃねェって……」




100609_224444.jpg「お昼ごはんの用意ができましたよ…あらあら、お友達?おこんにちわ」
丁度その時、ティモ猫さんがやってきて、ミケ猫さんにご挨拶しました。
「かくかくしかじか、そういう訳」
「まあ……そうだったのね。良かったら、お昼ご飯をご一緒にいかがです?」




100609_225145.jpg「へぇ、こりゃあ豪勢だな。……若干統一性が無い気もしないでも無ぇけど」
ティモ猫さんが拡げたシートの上には、沢山の食べ物が並べられています。
「薔薇の花や古城を眺めながらお昼ご飯なんて、とっても素敵でしょう?」
「あァ……それじゃ遠慮なく」




100609_225405.jpg丁度そこへ、D先生と流鏑馬さんがやってきました。
「またまた今日和。せっかくだし、お邪魔しても良いかしら」
「まあ、いらっしゃってくださったんですね。どうぞ、上がって下さいな」





100609_230031.jpg「さあ、皆さん。沢山召し上がって下さいね」
こうして、皆で楽しくランチタイムをしました。
「ぶみゅう~」
「ってかこのバーガー、でかすぎて食いづれぇんだけど……」
おしまい。



 
~~あとがき~~
ここまでご覧頂き、どうもありがとうございました。
さて、登場したミケ猫さんはこんな感じ。
100625_230250.jpg100625_230420.jpg赤の首輪にしてみました。実はボディの色のビーズがなかなか見つからなくてですn……!(rz
首輪の飾りは、蝶のパーツを半分にして使ってます。仕様ですがそんなに意味は無い(何)
腰の辺りの作りは気に入っています。ちゃんと座ってるように見えてると嬉しいな。
100625_230558.jpg
モップのおまけ。
柄の部分は、私のピン止めを使いました。(笑)
針金でぐるぐる巻いたりして作っています。




さてさて。第三話もお楽しみに。

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